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今年こそとお札を受けてきたが、神棚が・・・。どうすればいいの?

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神棚をまつる場所

6a1b43f5a9aae2627f7afc370c8340d3_s今年こそはと、氏神さまからお札を受けてきましたが、神棚が無い!どうすれば。

今日、新しい家に神棚の設置を希望しているが、家の中で神棚をまつる場所としてどこが良いのかわからない人も多いと思います。

神棚は家の中で神様の末永いご加護と家の繁栄を願う心のよりどころです。

そのため、神棚をまつる場所は、家の中で風通しや日当たりの良く明るくて一番清浄な場所が最もふさわしい場所です。

最近では住宅事情も変わり和室ではなく洋室のリビングルームなどに神棚を設けているご家庭も多いですが、

ご家族が毎日の生活の中で拝礼やお供えなどがしやすく、しかも親しみやすい身近な神聖な場所が良いです。

昔から一般的に神棚は、神棚の高さはご家族の身長あるいは目の位置より高く手の届くところに設けられていますが、家や部屋の事情で難しい場合は箪笥や家具等の上を利用して神棚をまつることも良いとです。

一方で、神棚をまつる場所として避けた方が良い場所は、神棚の下を人が通る場所です。

雲例えば、部屋の出入り口やドアの上、トイレと背中合わせになる場所、階段の下、神棚をまつる場所の上に2階の部屋や人の歩く廊下等がある場所、仏壇と神棚が向かい合わせになる場所は避けた方がいいです。

特にアパートやマンション等にお住まいで神棚をまつる場所の上に2階の部屋や人の歩いたしする場所合は、神棚の宮形の上に「雲」、「天」あるいは「空」などの文字を半紙や奉書に書いて貼ることが良いです。

このような文字が書かれた紙を貼ることにより、神棚の上は「空」となりこの上には何もない「雲」となります。

しかしながら、神棚をふさわしい場所に設置してまつることも大事ですが、ご家族が毎日神様を拝礼し身近に思うことが一番大事なことです。

また、神棚をまつる方向も悩むところです。

一日の始まる朝日や日中の太陽が充分にあたるように、神棚から見て南向き(北側)か東向き(西側)或いは東南向き(西北側)が最も良いとされています。

適当な場所が無い場合は、方向はともかく、その部屋の静かな高い場所におまつりしましょう。

方向

神棚のまつり方

置き場所にあった大きさの宮形と棚板を購入します。

最近は、コンパクトなものから壁掛け用の簡易神棚まであります。

できれば宮形を求めて、他に榊立、ローソク立、或いは燈篭(電気式)、お供物をするためのお皿、水玉、御酒壺などが必要です。

また、榊立には、榊、松、オンコなどの常に生き生きとみずみずしい常緑樹を用います。
お皿、水玉、御酒壺などは三方や折敷に載せるのが正式ですが、広さにあわせて、そのままお供えしてもかまいません。

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お札の納め方

神社にお参りに行った際、せっかくお札を頂いて自宅に帰ってきても、どのようにそのお札を家の中で納めたらよいのかご存知なく気になっている人もいると思います。

家に神棚がある場合のお札の納め方として、「宮形」というお札を納める御宮を模した御社に納めます。

神棚に祀ってある御社によって、お札の納め方も違います。

神明造りなど御社の種類は多数ありますが、一般的に一社、三社や五社のものを神棚に祀ってある家庭が多いです。

御札の納め方として扉が一つの一社の場合、一番手前に「天照大御神様」のお札、そして「氏神様」のお札の順にお札を重ねて祀りますが、さらにご家庭で特別なご縁のある神様がある場合はその次にその神様のお札を重ねて祀ります。

1社

扉が3つある三社のお札の納め方は、御社の真ん中の扉の中に「天照大御神様」のお札、向かって右側の扉には「氏神様」のお札をお祀ります。

特別なご縁のある神様がある場合はその神様のお札を向かって左側にお祀りします。

3社

神様の世界は序列が厳しいため間違った位置にお札を納めることは、神様にとって失礼なことになるので、お札の順番や位置は間違えのないように心がけましょう。

また、神棚に納めた神社のお札をお祀りする時は、実際神社に行ってお参りする時と同じ気持ちで毎日拝礼することが大事です。

初めて家に神棚を設置してお祀りする場合は、「氏神様」の神社の神主さんに神棚祓いをお願いして神棚をお清めし、末永い神様のご加護をご祈願してもらうと良いです。

また、家に神棚や宮形の御社がない場合でも、神社のお札を大切にして清浄な明るい場所に丁寧にお祀りすることは、神棚にその御札をお祀りすることと同じです。

毎日のおまいりとお供物

氏神神社のお札

氏神神社のお札

毎日神棚をお参りする際、家に祀ってある神棚は普段お参りする神社と同じであるので、神社でお参りをする時と同じ「二拝二拍手一拝」の基本作法でお参りします。

さらに、家の神棚にお参りする場合、実際神社に行って参拝する時と同じように手や口を清め、衣服等の身だしなみを整えて頭を下げ、「二拝二拍手一拝」の後にはお辞儀をします。

毎日の神棚へのお参りは、ただ形式的にお参りするのではなく、気持ちを落ち着かせて神様と心が通じるように心がけ、神様に感謝の気持ちを持ちながらお参りすることが大事です。

毎日のお供え物として、榊、お米、塩、水はいつも絶やさないように心がけすることが大事です。

特に、毎朝、お米、塩や水は新しい物に取り替えてお供えし、榊のお水も新しいお水に取り替え、御灯籠あるいは蝋燭を点じます。

お米やお塩はお皿に盛り、お水はその日の朝に最初にくんだお水を「水玉」と呼ばれているの器入れ、蓋を外してお供えします。

一般的に、神棚にお供えする榊は、毎月1日と15日に新しい榊に取りかえる家庭が多いですが、それ以前に榊が枯れてしまった場合などは新しい榊に取りかえましょう。

また、お正月、地元の氏神様のお祭り、結婚式や七五三など家庭での特別なお祝い事がある時は、海や山で採れた季節の初物やお酒等を神棚にお供えしてお参りしましょう。

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