ジョギングコースの見直し
すごく単純なことですが、夏のジョギングにおいてコースはとても大事なんです。
ジョギングをやっている人は春夏秋冬同じコースを走っていることが多く、人通りが少なく、自然の多い場所を走りたいという人も多いのではないでしょうか。
確かに緑の中を走ったり、人が歩いていない通りを颯爽と朝ジョギングするのはとても爽快ですが、熱中症対策という観点から言えばあまり好ましくはありません。
熱中症は突然やってくるもの。
急に具合が悪くなったり、動けなくなってしまったときに助けを呼べなかったり、お店もなく日向ばかりで休む場所すら確保できないコースは見直す必要があるでしょう。
基本的には木陰や一通りが多い公園などを周るコースがお勧めです。ベンチもあるので、途中で水分補給のための休憩をとりながらジョギングをすると、自然に熱中症対策もできて良いですね。
また、それに加えてショッピングモールやスーパー、コンビニなどが近くにあれば尚良いと言えます。
飲み物や氷をすぐに手に入れられるということもありますが、熱中症を急に発症した場合はまず直ちに体を冷やす必要があります。
公園などでも休むことは可能ですが、重度の熱中症だと命の危険もあるのでできればクーラーの効いた建物が近くにあるコースを選択しましょう。
熱中症対策の服装
夏のジョギングは体力の消耗が激しいので出来れば身に着けるものに気を配りましょう。
頭を守るためにも帽子はもちろん必須ですが、ウェアもジョギングやランニング用の通気性・速乾性に優れているものがお勧めです。
女性は日焼け対策に長袖のものをチョイスすることが多いですが、男性であっても肌に負担はいきますので長袖の専用ウェアを購入するのが良いでしょう。
ウェアを変えるだけでも、走る距離が伸びたり、体が軽くなるなどその利便性を実感することができるはずです。
また、自分の汗を利用して体を冷やす生理クーラーを利用した「空調服」もありますが、あまり激しい運動の場合、自分が走った時の風を受けるので、あまり効果を実感できません。
ウォーキングやゴルフ程度なら夏場の暑さにぐったりするところを、さわやかな風が体を吹き抜けます。
水分補給のタイミング
ジョギング中の水分補給が必須なのは皆さん知っているのに、なぜ熱中症にかかってしまうのか。それは単純に水分補給のタイミングが「遅いから」です。
「ちょっとフラフラしてるかも」と思ったときに飲んでももうすでに熱中症になってしまっているケースが多いです。
じゃあ「喉が渇いたらすぐに飲めばいいんでしょう?」という人がいますがそれも違います。
ジョギング中の水分補給は「喉が渇いていなくても定期的にする」ことが大切です。
また、走っていてペースが落ちてきたら意識して水分を補給してください。
水分はただの水ではなくスポーツドリンクが効果的で、最近では熱中症対策の塩飴なども市販されていますので口に入れながら走るのもおすすめ。
まだ大丈夫、と過信せずにこまめに水分と塩分を補給しましょう。
保冷剤でクールダウン
ジョギングの休憩に役立つのが保冷剤。冷却スプレーなどはバッグの中でかさばりやすいのでちょっと・・という人も、保冷剤なら軽くて小さいので持ち運びやすく、飲み物と一緒に入れておけば冷やしてもくれるので便利です。
タオルで巻いて、首や脇などを冷やしながら休憩すると短時間でクールダウンすることができ、気持ちも良いのでお勧めです。
まとめ
夏のジョギングで手軽にできる熱中症対策をご紹介しましたがいかがでしたか。
また、夏場の熱中症対策に関しては、様々なグッズが販売されていますが、やっぱり夏のジョギングで大事なのは、いつ自分が熱中症対策になっても大丈夫なように準備をしておくことです。
もちろんならないに越したことはありませんが、過信は禁物です。
服装に関しては、自分自身の身体が持つ「生理クーラー」を利用した空調服なんかも夏場の様々なワークシーンでの熱中症対策には、抜群の効果を発揮します。
熱中症は、重度であれば命にかかわってくることでもありますから、軽く考えずにきちんと対策をして、気持ちの良い汗を流しましょう。
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