スポンサードリンク

格安航空を利用した、私の旅の体験。

格安航空が日本でも数多く運航されてきましたが、さて、うわさ通りのサービスなのか、結構いけるのか?人それぞれの価値観やタイミングがあるとは思いますが、利用された方が実際にどのようであったかを聞いてみました。遅れても、多少不便でも、少しの工夫で旅を楽しむことを考えれば良いのではないでしょうか。
皆様の今後、利用をする上での参考になればと思います。

<スポンサードリンク>




格安で飛行機に乗れるのは、やっぱりありがたい

(航空会社:ジェットスター(JETSTAR)、札幌~名古屋間、40代)

LCCという格安航空サービスがいくつか日本でも運航をスタートさせていたことは知っていましたが、飛行機というと「高額」というイメージがありましたし、安いLCCは本当に大丈夫なの?という不安のような気持ちを抱いていたのも正直な気持ちです。
しかし、格安で飛行機を利用できるというのは嬉しいことなのは間違いありません。
それに、空を飛ぶのですから、事故があれば大変なわけで、格安でも安全面はきちんとしているだろう。

fea370f33cc7f1a40a98ca78128f939f_sということで、46歳にして初めて、JETSTAR(ジェットスター)を札幌~名古屋間で利用してみました。
札幌・名古屋というより、新千歳空港と中部国際空港セントレアという方が正しいのでしょうね。
片道3,000円代で愛知県にまで行けるというのは信じられませんでしたが、本当にいい世の中になったものです。

しかし、直前に知人から、あまりよくない対応を受けたという話を聞いていたので、一抹の不安もあったのですが、往路の新千歳空港から中部国際空港セントレアまでのフライトは、それまでのJALやANA、エア・ドゥなどの航空会社を利用したときと何も違いはありませんでした。
荷物を預けると料金がかかるとか、座席の前後が狭いというのはそれほど気になりませんでしたし、機内サービスも常々必要がないと思っていて、欲しい人は有料で利用するという考え方もいいなと思いました。
その割には、LCCでもキャビンアテンダントがウロウロ、チョロチョロしている回数は変われない印象でしたし、笑顔やサービスも大手と変わらないように感じました。
中部国際空港セントレアに行くのは初めてだったので、それまで見たことのない地上の風景が見れたことにも感動しました。

帰路ももちろんJETSTAR(ジェットスター)でした。空港に着くのが遅くなったにもかかわらず、お土産は買わなければいけないということで、慌てながら買い物をしました。
その後、入場ゲートを通ってからが大変だったのです。

ジェットスターの新千歳空港行きの搭乗手続きの場所が一番遠くの端だったため、出発時刻に間に合わないかも知れないということになってしまい、走るように急ぐ羽目になりました。
ところが走っても走っても着きません。本当に遠くて、一緒に走っていた高齢の両親には過酷なランニングになりました。

乗り遅れるかもと心配しながら、その場所がやっと見えてきました。
しかし、人がまだたくさんいるうえに、だれも搭乗手続きをしておらず、イスに座ったままです。
不思議に思って確認すると、1時間遅れているというではありませんか。
走る必要も、お土産を急いで買う必要もなかったわけです。

走り疲れた体を休めながら1時間ほど待ち、やっと飛行機に乗ることができました。
自宅に帰った後、パソコンのメールを確認すると、ジェットスターの出発時刻が遅れたことを知らせるメールが届いていました。
このメールを携帯電話に届くように設定してさえいれば、あんなに慌てる必要はなかったのです。
まあそれでも、格安で飛行機に乗れるのは、やっぱりありがたいことで、それはそれでいい思い出になり、楽しい旅行になりました。

乗り心地はよくありませんが、それでも捨てがたいLCCのメリット

(航空会社:ピーチ(peach)、鹿児島~大阪、40代)

格安航空会社は今や当たり前の時代となりました。しかし、まだ一度も搭乗したことのない人にとっては、やはり最初の一歩を踏み出すのには少し恐怖心もあり抵抗があるのではないでしょうか。
私自身も最初はそうでした。でも何事も経験と思い乗り始めたら、今度は正規料金を提供する航空会社の飛行機には見向きもしなくなってしまいました。
今日はそんな視点をもつ私のLCC体験談をお話したいと思います。

そもそも国内旅行をする上で、人にはそれぞれ何にお金をかけるか、重点を置くか、ということでLCCにするかANAやJALなどにするか、という選択肢が出てくるのではないでしょうか。

13dd9c1793ec76ba3a8e4316b7d468f8_s私の場合、海外便であればLCCはまずアウトですが、国内旅行で2時間くらいで行ける範囲であればLCCはまったく問題ありません。
コストダウンしているだけあり、座席スペースは追加料金を出さないかぎり狭いし、乗り心地も決してよいものとは言えません。
例えば、後ろの席の人が私のシートに触わると、その感覚がもろにLCCでは伝わってきたりします。しかし、それも数分限りのことです。運賃の安さに比較すれば騒ぐほどのことでもないでしょう。

何度かLCCを乗っていますが、いつも思うのはLCCのキャビンアテンダントは愛想があまりよくないということです。
安い給与で雇われているのですからこれも仕方ないのかもしれませんね。
お客さんによってはサービスが悪いと腹を立てる人が出てもおかしくないかもしれませんが、これがLCCなのだと理解すればよいだけのことです。
例えば、LCCでは機内持ち込みのバッグにかなり重量や個数やらで制限がかかってしまうので少しでもオーバーすればそく課金されます。
また、機内では、キャビンアテンダントがお客様が荷物上げに困っていても手は貸さないというような姿を何度か目にしたことがあります。
過剰サービスの一環とみなされているからでしょう。まぁ、そもそもLCCとはそんなものと割りきってのるのが正解ですよ。

乗り心地もそれほどよくなく、キャビンアテンダントのサービスもあまりよくなく、客層はどちらかというと若い人たちが多いように思えるLCCですが、それでもやはりのるメリットは十分あると私は感じています。
なぜなら、私は乗り物にお金をそれほど費やしたくはないからです。
乗り物はあくまでも旅行の一部で使う交通機関です。ここで出費を削り、料理やレジャー施設など、もっと他のところで私はお金をかけたいのです。
ですから、たかが2時間くらいの国内旅行でわざわざお金をかけて損をしたくはない、というのが私の意見ですね。
もちろん、これも人それぞれの考えがあるでしょうが、若い人ならなおさらこのように考える人は多いのではないでしょうか。

またLCCは安いから整備がきちんとされていない可能性があって危険だ、という意見も聞くことがたまにありますが、これはどうでしょう。
エンジンが付いている限り、すべての乗り物は危険だと思うし、そもそもLCCだって収益サービスを目指して頑張っている会社なのですから、大切なところはきちんと抑えるようにしているのではないでしょうか。

コストメリットを考えると、遅れもまた旅の楽しみ

(航空会社:ジェットスター(JETSTAR)、東京~大阪、30代)

関東在住ですが、実家が関西のため、ジェットスターとピーチを頻繁に利用しています。LCC利用の理由はやはり他の交通手段に比べて格段に安いというところです。タイミングにもよりますが、新幹線利用に比べて半額以下で済むのでとても経済的です。機内サービスは有料ですが、スタッフの対応は問題ありません。

ただし、LCCの使命でしょうか、いたるところで、荷物が規定数や重量をオーバーしていないか確認されるのが少し煩わしいです。ジェットスターの場合は、手荷物2個まで、10キロまでという制限がありますが、関空から成田に行く便では、乗り込む前にキャビンアテンダントが一人一人チェックします。ピーチの場合は、関空から乗り込む際に、手荷物の重量チェックを受けなくてはいけません。

空港での飛行機に乗り込みまたは到着後に降りる際は、LCCは建物から離れたところになる場合があるので、飛行機と空港ターミナル間の移動がバスになる場合があるのでこれも煩わしいです。

また、頻繁に時間が遅れます。度々、1時間程度の遅れが発生します。機材の準備が遅れているなどの理由で、LCCだからしぶしぶ納得しなくてはいけない感じです。また、予約便がキャンセルになることもしばしば起こるようですので、注意が必要です。ジェットスターで一度経験しましたが、キャンセルの連絡は、メールでの連絡しかないため、注意を怠ると、当日現場で初めて知ることもあります。私の場合、当日空港で、キャンセルになった事実を知り、その後の便が既に予約でいっぱいで、3便後の便しか取れないことがありました。空港で利用可能な飲食チケットをもらい数時間、空港で過ごす羽目になりました。

一番大変だったのは、ジェットスターを利用した際、離陸後、30分程度経ったところで、関空で荷物を降ろし忘れたという理由で、空港に引き返したことです。これにより、大幅な時間の遅れに巻き込まれ、その後の予定の全てを見直す必要に迫られました。これに関しては、何の補償もなく、キャンセルもできず、ただただまた飛び立つまで待たざるを得ない状況に非常に困りました。

LCCではない航空会社に比べるといろいろ劣る部分はありますが、コストメリットはそれを補ってあまりあるものがあります。実際、遅れたり、キャンセルになったりしても、未だにLCCを使っていますので、遅れても仕方がないようなスケジュールの組み方をすれば、遅れもまた旅の楽しみと思えると思います。

●LCC 格安航空券とは→

<スポンサードリンク>


このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket