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「禁煙外来」てなんなの。

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禁煙はむずかしい

40年間、心臓病を患ってもやめられなかった「タバコ」。1日3~40本吸っていました。
これまで、禁煙に関しては色々なことを試してきました。ただ、「禁煙ガム」だけは大量のニコチンをガムから摂取するので、心臓病患者は使わないようにようにと、保健師さんから言われていました。

まず、見つけたのがニコチンの入っていないハーブで抑える「パッチ」でした。ある程度気持ちを抑えられましたが、結局、ストレスが重なるとタバコをすってしまいます。
でも、ここで、ニコチン8mmのタバコから1mmに変更は出来ましたが。(あまり関係ないようです)

次、電子タバコに挑戦。効果なし。
次、通販で「30日間でヘビースモーカーもやめられました」でした。30本のパイプの横にそれぞれ違うサイズの穴が開いていて、1日毎に穴のサイズを大きくしていき、吸い込む煙の量を徐々に減らしていく方法です。ニコチン依存症は変わらないので、結局、自分との戦いです。10日目くらいまでは結構、煙の量は多いのであまり気にならないですが、やっぱり吸う本数は変わりません。15日目くらいになると、吸い込む煙の量が減ってきて反対に、一生懸命吸うようになり疲れます。が、結局、意思が続かずそれ以降のパイプは使うことなくお蔵入りです。

結局は、禁煙は自分自身の決断と止めたい意思の問題で、私のような中途半端に、楽して止められないかな~程度では、無理なんだと、ここでも諦めました。

安心してください「止められます」

197477もう諦めたとき、TVコマーシャルで「禁煙外来」喫煙は習慣ではなく「病気」です。病気は医者に行きましょう。でした。
「禁煙外来」を調べましたどこの医者でもやっているわけでは無いようで、私の主治医が入る病院では無かったので、「禁煙外来」のホームページ(すぐ禁煙.jp)から、近くの病院を探しました。特に心臓病を抱える私としては、循環器系で禁煙外来を行っているクリニックを探しました。

その間、TVコマーシャルでは「80%の方が成功しています」と言っていました。これまでの経験上、う~む、結局残りの20%に入るんだろうなと思って半分諦めがちに受診を決めました。

禁煙外来は、健康保険が利くので、市販の薬を続けるより安く済みます。
1度失敗しても、1年間間を空けて受診すれば、また保険対象になります。

初回診察

1.ニコチン依存症かのチェック。簡単な質問に○をつける。勿論依存症。
2.一酸化炭素濃度の測定。測定器に息を吹き込む検査。勿論最高数値(4だったかな)
3.「禁煙開始日」の決定と禁煙宣言。紙に日にちを書いてサインする。

スターターキット

スターターキット

4.禁煙経験の確認とアドバイス。通常の問診です。
5.禁煙補助薬の選択。薬かパッチかを聞かれます。勿論、薬を選択です。

早速、薬(チャンピックス)をもらい、最初の1週間、1~3日目は0.5mg錠を1日1回の服用。4~7日目は0.5mg錠を1日2回の服用。
8日~1mg錠を1日2回の服用。
すでに、この段階で、不思議なことにそんなにも「タバコ」を吸いたいとは思わなくなりました。

2週間後に2回目の診察

一酸化炭素濃度の測定。測定器に息を吹き込む検査。まだまだ、最高数値(4だったかな)
しかし、この段階で禁煙が出来そうな気がしてきました。
毎朝寝起きに1本吸って目を覚ます。この習慣を止めることが、最後の難解と思います。お酒はほとんど飲まないので、お酒の場に行くことが無いので、人よりかは環境は恵まれているのかも知れません。

2週間分薬をもらって、1日2回朝夕に服用を続けます。

4週間後の3回目の診察

この段階で、すでに、ほとんど「タバコ」を吸っていませんが、口が寂しいということで「禁煙パイポ」を使っていました。よく、飴を食べると聞きましたが、飴が糖尿になる危険性があります。そう、後は口が寂しい、寝起きの1本 の「習慣」を変えれば完全に禁煙できます。

一酸化炭素濃度の測定。測定器に息を吹き込む検査。数値がだいぶ減って(1.5)。
この段階で、クリニックの先生も驚いておられました。薬を飲んで、そんなに早く止められる人は珍しいようです。薬との相性がよかったのか。

次は4週間後です。

8週間後の4回目の診察

悪しき習慣を克服して、この段階では禁煙状態です。しかし、いつゆり戻しがくるか不安で、薬は服用しています。薬を止めるとニコチン依存症が戻るような不安感です。

一酸化炭素濃度の測定。数値はほとんど0に近い。
最後の4週間分の薬をもらって、ラスト1ヶ月です。

12週間後の最終診察

197edfecd1a54f245398e69fd565f742_s禁煙、大成功です。1週間分ほどの薬は飲まずに禁煙できました。
一酸化炭素濃度の測定。数値はほとんど0。ニコチン依存症は完治です。

極度のストレスを感じても、「禁煙パイポ」で乗り切れます。
周りの人からは、あのヘビースモーカーが「禁煙」できた?信じられないと、絶賛の言葉をいただきました。

周りでどんなにタバコを吸われても、気になりません。
タバコ代が小遣いになるのです。すばらしいことです。

これまで、いろんな禁煙を試された方、こんな私でも止められる「禁煙外来」に一度受診されたらいいと思います。

きっと「禁煙」成功しますよ!!

チャンピックスは禁煙のための飲み薬です。(すぐ禁煙.jpより)

チャンピクス

チャンピクス

タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体という部分にニコチンが結合して、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。

チャンピックスは、この受容体に結合することで、ニコチンの場合より少量のドパミンを放出させて、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。

また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまったときの“おいしい”といった満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。

私は、至って胃腸が丈夫でしたので問題ありませんでしたが、副作用もありますので、気をつけてください。

副作用の注意→

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