55歳からのネットオークション
今流行のネットオークション。コンサートチケット、新幹線チケット、パソコン、骨董品など、レアなものから日常のものまで何でもオークションに出品されています。
また、自分の周りにも、捨てるのは勿体ない。使える人がいれば使ってもらうのに・・。と出品するのも良いかもしれません。
しかし、利用するにもインターネット初心者にとってネットオークションは、結構ハードルが高いですよね。
私もそうでした。私の考えでは、チケットなどは価値が単一で安いか、高いかで買いやすい商品です。ところがパソコンになってくると、数点の同じスペックにキズがあるとか、オプションがなどで価格の違う商品が沢山出てますから、売り手と買い手の価値観が違う場合があり難しそうです。
しかし、骨董品のように1品しかない場合は、買い手の価値観だけで決まるので、買いやすいかもしれません。
色々なサイトで商品価格を確認しながら試してみてください。
ネットオークションの種類
ネットオークションはジャンルに関係なく沢山の商品を扱っているサイトが主流ですが、チケットや骨董品などを専門で取引しているところもあります。
マニアックな商品や掘り出し物を探したいなら流通数が多い専門オークションを狙ったほうがいいかもしれません。
チケット専門のオークションは通常のオークションと同じで企業が取引の場を提供しており、会員登録することで出品や落札ができるようになります。
チケットなら何でも売買できるのがチケットサイトの特徴です。
スポーツ・フェス・演劇・音楽など流通しているチケットなら大抵揃っているため、利用者が多いサイトを選択することで確実な取引に持ち込めます。
大手チケットサイトでは1日2万枚以上のチケットが流通しているそうです。
ネットオークションのため会員費や手数料が掛かるサイトもあります。
個人が運営している所もあり、歌劇やコンサートなど専門で取り扱っているオークションもあるようです。
骨董専門の売買を行っているオークションもあります。
骨董品は価値や査定額が分かりにくいため、専門的な知識を持っていないと個人売買の場合はリスクが高くなることも。
骨董の売買はネットオークションでも行われていますが、会場で直接現物を見て入札するという型のほうが一般的かもしれません。
サイトで出品されている骨董は業者が提供していることも多いので、鑑定に不安があるのなら個人の出品者を避けるようにするといいと思います。
日本作家や海外作品などを専門で扱っているサイトもあるようです。
<コンサートや興行チケット専門>
チケットキャンプ チケットストリート
<ヤフオクの特設サイト>
出品者が業者なので少し安心。
ヤフオク 古美術 ヤフオク 厳選中古車オークション
<ファッショ系専門>
モバオク
他に、フリーマーケットやいろいろあります。
ネットオークション落札の方法、心得
オークションに参加する場合はサイトで会員登録をしなくてはなりません。
必要な情報を入力して、手数料や会員費・商品の支払いに使う銀行口座を作っておきましょう。
会員登録をするためにはメールアドレスも必要です。
登録が済んだら、商品を入札することができます。
入札はボタンを押すだけで簡単に行えますが、商品情報や送料・出品者情報を確認することを忘れずに。
しかし、入札すれば必ず落札できるわけではありません。
人気のある商品にはライバルも大勢いますので、ポイントをおさえて参加しましょう。
●ライバルが少ない商品を選ぶ
同じ商品でも入札数が伸びている物より、人気がない物を選んだほうが落札者になれる確率が高くなります。
例えば画像が付いていなかったり、説明文が簡潔過ぎるなど、情報量が少ない商品が狙い目です。
●取引終了のタイミングも重要
入札者が増えるのは、土日や祝日の夜間などの在宅している時間帯です。
逆に考えれば平日の昼間なら利用者が少なくなるので、あっさり落札できる場合も。
昼間が終了時間に指定されることは少ないですが、出品者が主婦や初心者ならあり得ますよ。
●入札は終了時間の直前に行う
オークションは入札数が増えるほど落札金額も上がってしまうので、ギリギリの時間になるまで様子見をするようにしましょう。
利用者は大抵終了間際(自動延長があるなら5分前)に入札を行うため、一気にライバルが増えることもあります。
自動延長がないオークションならスピードが肝心なので、間髪入れず入札し続けることが大切です。
埒が明かない、と感じたら思い切って高い金額を付けるという手もあります。
自動延長がある場合は、とにかく落札できるまで粘りましょう。何度も入札を繰り返していると諦める人も出てきます。
ただし、自分の落札希望価格は他のサイトで妥当な最高落札金額を確認した上で、事前に決めておきましょう。
入札終了間際では、人間、熱くなって何とか落札しようとしてどんどんライバルの金額の上で入札して行き、いつの間にか「買うから勝つ」に目的が変わってしまい、高い買い物になる可能性がありますので、注意しましょう。
落札後、出品者やサイトから連絡が入ったら取引開始です。
サイトのルール通りに進めましょう。
ネットオークション出品方法
出品する場合も会員登録が必要です。
金銭を受け取るので銀行口座も用意しましょう。
利用者の多い銀行や複数の口座を持っているほうが落札者に親切です。
落札者と連絡を取るときにサイトを介さない場合はメールで行うので、オークション専用の物を作っておいたほうがいいかもしれません。
商品を梱包する段ボールやエアパッキンは落札されない可能性もあるので買い手が付いた後に購入します。
●準備が整ったら商品情報の登録に進む
最初に商品ページに載せる写真を撮影します。
入札数を伸ばすためには画像が必須です。背景は白や黒など対象物が引き立つようして、正面・背面・側面など違う角度から撮影してください。
アプリや編集ソフトで画像の調整をするときれいに仕上がりますよ。
画像はPCのファイルからサイトにアップロードします。
●次は商品情報の記入です。
タイトルにインパクトがないと気に留めてもらえないので、美品・未使用・限定品など、商品名を一緒にアピールになる言葉を入れるようにします。
記号を使うのもおすすめです。
説明文には商品名や型番・状態や付属品の有無などできる限り詳しく書いてください。
後からトラブルになるので嘘の情報はNGです。
今後の取引にも影響しますので誠実な出品者を目指しましょう。
金額は事前に相場を調べておいて買い手が付きそうな値段に設定します。
初心者のうちは入札数が伸びないので損をしない金額を付けるほうが無難です。
完成したらサイトに出品して落札されるのを待ちましょう。
落札されたらサイトのルールに基づいて取引を始めます。
●もっと面倒なら
文章を書くのが面倒。写真を上手く取れない・・。出したい商品はあるが、時間が無い。
そんな方には、出品代行サービスもあります。サービス利用料は、オークションの落札価格に応じた代行手数料だけですので、簡単に出品できます。