真夏の熱中症対策で、一番注意が必要な方は建設業関係ではないでしょうか?
体力と集中力が、通常の仕事より大事になるのは当然な事ですね。
そこで、改めて何に気をつけるべきか検証してみましよう。
作業服装の見直しから、真夏の熱中症を防げる場合も!
これは、規定の作業着がある無いは関係ありませんね。
特に真夏になると、想定外の汗を掻くのは分かると思います。
しかも、着替えが無い場合には最悪の事態にもなりかねません。
改めて、基本の着替えは大事な事は理解出来ますね。
更に、良くある作業着の傾向に”綿100%”があります。
風合いも良く、見た目や強度もあるのですが…真夏に作業するのに致命的弱点があります。
それは、汗を掻いても”乾かない”ですね。
皆さんも経験があると思いますが、綿は非常に乾きが遅い素材です。
真夏な頑張る建設業の方は、背中の汗が滝の様に流れています。
それを見て、大抵の人はこう言います。
「よく働いている証拠!」
「肉体労働には、汗が似合うね!」
確かにそうですが、真夏の汗が停滞しているのは危険な証拠です。
それは、乾かない汗が”皮膚呼吸”をさせない原因になっているんです。
これでは、無駄に体力を消耗するばかりで怪我にも繋がってしまいます。
やはり、化学繊維(ポリ等)を仕様した”作業着”を定番化するのが理想ではないでしょうか?
汗や素材も考えた、「作業着」空調服も今や夏の必須アイテムになってみました。
インナー素材にも、速乾性素材を使いましょう!
改めて、汗が熱中症対策に影響している事が分かると思います。
そこで、更に安全な作業をする為に”インナー”にもコダワルと快適だと言えますね。
最近、若い建設関係の方に流行っているのが”ピタピタインナー”です。
「ピタピタ!?」
実は、真冬のインナーでも人気があるんです。
これは筋肉を鍛える意味合いや、見た目をカッコ良くするのが目的みたいです。
上着を脱ぐと、ランニングタイツみたいにピッタリフィットしたタイプです。
この夏バージョンには、速乾性素材が採用されています。
一見、涼しく快適そうな”ピッタリインナー”ですが…実際は少し違います。
それは何故?
ピッタリし過ぎても、皮膚呼吸がしにくいケースも多いんです。
これは、メーカーによっても違いがあります。
コダワルメーカー品には、空気や水分を通す素材が適用されて快適です。
しかし、そうで無い場合には皮膚が息苦しさを感じる物も多いですね。
残念ですが、巷で良くある”見た目が良く安い製品”には有り勝ちな事なんです。
やはり、建設作業で着るインナーには”見極めは”大事は理解して欲しいですよ!
他にも熱中症対策に最適なグッズも用意することをお勧めします。
建設作業には、適度なゆとりは大事ですね?
最後になりました。今回の真夏の熱中症対策に、作業着・インナーが重要な事が理解して頂けたでしょうか?
どうも、日本の建設現場の傾向にダサいが絡んでいる気がします。
「汚れてなんぼ」
「サイズ感がイマイチ?」
こんな傾向が、若い方の作業着選びに影響している気がします。
これを機会に、バランス感が良い作業着で真夏を快適に過ごして欲しいと感じます。
素材・サイズ感は見直しを。
妙にボタつく服はやめる。
(不慣れな場合や、疲れが出てしまうと…引っかかって危険です)
ピタピタ過ぎも良し悪し。
こうする事で、危険な作業で事故は大幅に減らせるのではないでしょうか?
現在、建設現場では、時間制限をしてこまめに水分補給を実施している会社は多いです。
アラーム警告で、頻繁に休憩をさせるシステムも導入が進んでいます。
これに加えて、見た目を変えると”熱中症対策になるんです”を提案したいですね。
働くお父さんの、作業服としては近年「空調服」が注目を集めています。一度チェックしてみましょう。
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