ベッドや睡眠環境の大きな悩みが湿気という人が多いかと思います。
特に梅雨の時期になるとジメジメするし、湿気を感じる場面が特にあります。
日本は先進国の中でも群を抜いて高温多湿な気候なのです。
春、夏、秋、冬のどの季節もベッド周りの湿気は高い状態にあり、気候も相まってカビも発生しやすくなったりします。
快適に眠るためにもいかに除湿を行うかが大事になってきます。そこでベッド周りの除湿の方法を3つ紹介したいと思います。
除湿シートを敷く、通気性を良くする
除湿シートを敷き布団、マットレスの下に敷きましょう。
通常の除湿シートはマットレスの下に敷く目的で作られているので、クッション性、肌感は、度外視しています。
重たいマットレスの下に敷く除湿シートであれば除湿量がなるべく多いものを選ぶことをオススメします。
除湿剤、吸湿繊維は温湿を吸い取るわけではないので、こまめに湿気を吐き出させてあげる換気をすることが大切なのです。
重たいマットレスに挟まれた除湿シートの換気は大分手間なので、なるべく換気回数を減らすためにも除湿量が多いものを選びましょう。
通気性を良くすることも除湿をするのに効果があるのです。なにもメンテナンスをしなければ空気の流れはほとんどありません。
まどを開けてから換気をするなら、マットレスの裏側もしっかり乾燥できるようにしましょう。
ベッドにも様々な種類がありますが、風が通るのでしっかり乾燥することができ、除湿することができるのです。
敷パッドを敷く
敷パッドを付けたり、用途によって使い分けることにより、肌触りや、体温調節、除湿効果などが可能になります。
敷パッドには種類があって、綿、羊毛、ポリエステル、麻、シルクなどがあります。
マットレスの裏側には寝汗による湿気が多いので、敷パッドをこまめに洗濯をして使うのも良い方法になります。
清潔でしっかり乾燥した敷パッドは、それだけ多くの寝汗を吸収することができるのです。
さらさらで肌触りの良い涼しいものなら寝汗の量自体を減らすことができる効果もあり、間接的に除湿に繋がるのです。
サーキュレーターで風を送る、こまめに換気をする
ベッドの下に空気の流れを強制的に作る方法になります。
湿気が分散されると蒸発を促すことができます。
扇風機よりもサーキュレーターの方が風の直進性が高いのでベッドのような長さのある空間には向いています。
サーキュレーターはだいたい小型の製品が多いので、部屋の広さに関係なく使うことができます。また、消費電力も低く経済的にも優しいのが魅力的になるのです。一台あるだけでマルチに使うことができます。
まとめ
最後にこまめに換気をすることでも除湿をすることができます。
季節や天候によりますが、窓をあける方が換気をしやすいなら、なるべくは窓を開けるようにしましょう。
しかし冬の季節になると換気をする時は注意しなければならないのです。
冬は乾燥しやすい季節でもあるので、お部屋の湿度もすぐに下がるように感じますが、私達が思っている以上に乾燥はしないと考えた方がいいのです。
ウイルスや肌の乾燥の対策をするために加湿器をつけている家庭が多いかと思いますが、寒いからといってずっと窓を開けずに加湿していると、その間にカビまで生えてきてしまうのです。
夏よりも冬の方がカビは生えてきやすいのです。
冬に窓を開けないでいる時の湿度は、80%になるそうです。
できる範囲内で窓を開けてこまめに換気をすることが大切になります。
空気の流れを作るためにも、空気の入れ替えをするためにも、換気をするようにしましょう。
お金もかかないし、除湿効果も高いし、みんなが快適に眠れるようなベッド周りの環境になります。
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