知っててチョット鼻たか!裏ワザをご披露5
困ったことがあっても、チョコチョコと助けてくれる裏ワザすきの母さん。
「スゲー」、どうしてそんなこと知ってんの?。
フフフ・・。と取り出したノートの表紙に「チョット鼻たか!裏ワザ集」と書いてあった。ムムム・・何だよよれは!!。
カラオケサークルで知り合ったおばあちゃんやおじいちゃんから教えてもらった知恵を書きためたんだよ。
こんな便利な知恵は、みんなにも知らせないと。
カチカチに凍った食品を美味しく素早く解凍する裏ワザ
○アルミ鍋で解凍したい食材をはさむ
冷凍したお肉やお魚を電子レンジで解凍するときは、設定時間を間違えて火が通ってしまったりと失敗しがちです。
でも、自然解凍だと時間が掛かるし・・・・とお悩みの方におすすめの裏ワザがあります。
用意するものはアルミ鍋2つ。
まず、鍋をきれいに洗い、1つ目のアルミ鍋を逆さまにして置きます。
その上に解凍したい食品をのせ、その食品の上にもう1つのアルミ鍋を重ねるだけで、素早い解凍ができます。
素材や食品の量によって差はありますが、通常、自然解凍1時間のものは約10分程度で解凍可能。急速解凍なので旨味も逃がしません。
☆アルミの熱伝導率の高さがポイント
たとえば風邪をひいたとき、おでこに冷たいタオルを置くと、時間がたつとあたたまってしまいます。
これは、冷たいタオルが熱のあるおでこの温度と同じになろうとするための現象です。
この裏ワザはこの原理を応用しているのですが、アルミは熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が大きいので、食品の凍りついた部分が速く溶けるのです。
でも、火にかけるわけではないので、室温以上の温度にはならず、食材に火が通ってしますという心配もありません。
また、溶かしたい部分だけ鍋ではさめば、その部分だけが解けるので、カレーやシチューなども、食べたい分量だけ溶かすことができて、とても便利です。
カチカチに固まった砂糖をアッという間にサラサラにする裏ワザ
○電子レンジで5分あたためます
お砂糖を使いたいのに、カチカチに固まったことはありませんか?
サラサラに戻す方法としては、砂糖の容器に一緒に食パンを入れておく方法がありますが、これだと6時間以上かかってしまいます。
でこでこの裏ワザ。まずはカチカチのお砂糖をお皿に移し、これを電子レンジで約5分あたためます。
たったこれだけです。なお、砂糖の量や電子レンジのワット数によってはあたためる時間が5分以下の場合があります。
電子レンジのそばで様子を見ながらおこなってください。あたためすぎると、砂糖がとけてしまいます。
☆固まり具合を確かめてから実行
ガチガチからカチカチまで、砂糖の固まり具合にもいろいろなバリエーションがありますよね。
そこで固まり具合の違う砂糖を、600Wの電子レンジであたためる実験をしました。
すると、やはり固まり具合によってサラサラになる時間が違いました。
最短では50秒というものもありました。
しかし、どの砂糖もおよそ5分かければサラサラに。逆に5分以上熱すると、溶けてベトベトになってしまいます。
でも、どうして電子レンジで砂糖をあたためるとサラサラになるのでしょうか。
どれは電子レンジのマイクロ波によって砂糖の結晶中の水分があたためらてて蒸発するときに、砂糖の結晶同士の結びつきを弱めるからです。
完熟トマトの皮が簡単にむける裏ワザ
○トマトを一晩凍らせて流水に当てます
ミートソースや煮込み料理などを作るときにかかせない完熟トマト。
ども熟しすぎたトマトは、皮をむくのが大変です。
トマトを熱湯につけてから冷水につけて皮をむく方法は一般的ですが、完熟トマトの場合、むいたときに汁がこぼれたり、つぶれてしまったりします。
しかし、この裏ワザを使えば、簡単に皮をむくことができます。
まず、トマトを冷凍庫に一晩入れ、カチカチに凍らせてから水道水を当てます。
すると、トマトの皮が自然にむけてくるではありませか。包丁で切るときも、凍っているので汁がたれず、つぶれることもありません。
☆皮と果肉部分の膨張率の違い
どうしてトマトを凍らせてから流水に当てると、自然に、しかもきれいに皮がむけるのでしょうか。
実は、この裏ワザには、トマトの果肉と皮の膨張率の違いが関係しているのです。
トマトを凍らせると、果肉部分が膨張して大きくなり、皮はピンとはって破裂に耐えている状態になります。
そこに水をあてると、ほんの少しの衝撃で皮が破れ、できたすき間から水が入り込むことで皮がはがれていくというわけです。
完熟トマトは直ぐに傷んでしまうために、買ってきたら直ぐに調理しないといけないというわずらわしさがありましたが、この方法があれば、いつでも冷凍して、使いたいときにつかえるというメリットもあります。
魚を焼くとき受け皿の油汚れが見事に取れる裏ワザ
○片栗粉をといた水を張って魚を焼きます
ガステーブルのグリルで魚を焼くとき、受け皿に水を張って焼きますが、水が少ないと魚の油がこびりりついて洗うのが大変。
反対に水が多いと、受け皿を引き出したときの勢いで水がこぼれて足元に魚の油がかかってしまうこともしばしば。
ところが、この裏ワザを使うと受け皿の油汚れがスッキリと解消されます。
ボールに300ccの水を入れ、そこに片栗粉を大サジ4杯入れてよくかき混ぜます。
これをグリル皿に入れて魚を焼きましょう。グリルが冷えると、水溶き片栗粉が魚の油と一緒に固まり、簡単にはがすことができるというわけです。
☆魚の嫌な臭いもとってくれる
この裏ワザのポイントは、焼いた後の受け皿をよく冷やすことです。
水溶き片栗粉は熱を加えるとゼリー状になりますが、魚を焼いた直後にこの片栗粉をはがそうとすると、まだ完全に固まっていないため、途中で破けてしまいます。
しかし20分ほど冷ましておけば粘着力と弾力性が高まり、破れずにキレイにはがれます。
しかもこの方法は、魚の嫌な臭いもとってくれます。
普通に水を張って魚を焼くと魚の油は水の上に浮いた状態になりますが、片栗粉が魚の油を包み込むため、ほとんど臭いがでないのです。
ちなみに、油の多い魚の場合片栗粉が油をすべて包み込めない場合があるので、キッチンペーパーで油を拭いてからはがすとキレイにはがせます。
という事で、裏ワザの披露第5弾でした。第6弾もつづける予定です。
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