加湿器使わず、省エネ乾燥対策のすすめ
冬の乾燥には加湿器が欠かせないアイテムなのですが、この加湿器、それなりに電気代がかかりますよね。
省エネモードとかで稼動させていたら30W前後の消費電力なのですが、普通に稼動させていたら300~400Wぐらいの消費電力で洗濯機と同じぐらいの消費電力量なのです。
これを乾燥対策として家にいる間中ずっと稼動させていたら、それはかなり電気代が嵩んできます。
真冬、「エアコンだけでこんなに電気代が跳ね上がるんだ」と思っているご家庭の中には、実は加湿器によっても電気代が跳ね上がっている場合があると思います。
つまり、エアコンによって盲点になっているのです。
そこで節電対策の為に出来る加湿対策として、洗濯物を室内干しにするのです。
冬場は衣服が厚手になるのと、日照時間が短くなるのとでなかなか洗濯物が乾きません。
最近建てられた家などにはほとんどが浴室乾燥が付いていると思いますが、あれも実はなかなか電気代がかかるのです。
他にも洗濯機に付いている乾燥機能もかなり電気代がかかります。
つまり便利に暮らそうと思えば思うほど電気代はかかってくるのです。
そこで名案、「冬はなかなか乾かないな」と思ったら、エアコンを入れている居間などに洗濯物をズラーッと干せばいいのです。
見た目は悪いかもしれませんが、自分の家ですし、洗濯物を乾かす為の電気代を節約して、且つ加湿出来るのですから助かるじゃないですか。
そして電気代がかかるだけでなくこんな問題も解決。
以前、ホテルに泊まった時、加湿器が置いてあったので遠慮なく使わせて貰ったら、あくる朝、その加湿器の近くに準備しておいた衣服が加湿器の蒸気でビショビショになっていて着る服が無く困った事もありました。
それに、今では子供も小学生になったので大丈夫ですが、加湿器からは高温の蒸気が出る場合があります。
小さい子供がその蒸気の出口に顔を近付けないかヒヤヒヤしないといけません。
それらの事を考えると、加湿機を使わない加湿対策はとても大切だと思います。
加湿器なしで、部屋の乾燥対策ベスト3
電気代がかからず子供がいても安心という意味でベスト1はやはり洗濯物を室内干しする事だと思います。
鬱陶しいように思いますが、慣れてしまえば全然気にならなくなると思います。子供も意外と喜んでくれたり
しますし。
そしてベスト2は、加湿能力的には弱いかもしれませんが、コップ1杯の水でしょう。これはお手軽さでベスト2です。
日頃から歌を歌っている人が、「コップ1杯の水を枕元に置いて寝ると喉が乾燥しなくて良い」と言っていました。
そこで寝る前にコップ一杯の水を置いて寝てみたら、なるほど朝起きた時の喉のカラカラが感じられなかったのです。
たったコップ1杯の水ですがこれは効果があります。
お手軽というメリットだけでなく、加湿器をわざわざ稼動させた時のような大量の結露が起こらないのもポイントです。
冬場の加湿対策とセットとして問題になるのが結露対策です。
加湿器を稼動させたら確かに乾燥は免れますが、今度は結露がもの凄い事になり、朝の窓拭きがかなりの重労働になってしまうのが難点です。
それに夜中の間はどれだけ結露が発生していても放置状態になるわけですから、窓枠などにカビが発生する危険性もあるのです。
ですが、コップ1杯の水ではそんな大袈裟な結露は出来ません。
そしてベスト3は昔からある石油ストーブを使う事です。
これは小さい子供がいると周りに囲いなどをしないと危険ですが、節電も考えればベスト3です。
この昔からある石油ストーブとは、上にヤカンとかを載せておけるストーブです。これを暖房器具として使っていたら、わざわざお湯を沸かす必要もありませんし、わざわざ加湿する必要もありません。
あのエアコン特有の暖房に酔ったような状態になる事もないので、身体も凄く楽です。
お湯をわざわざ沸かす必要が無いという意味では更に電気代が節約できます。
最近どこのご家庭にもある電気ケトルを使えばそう電気代がかからないでしょうが、電気ポットの場合は、ずっと温度を一定に保っているので、それなりに電気代がかかるのです。
それを節約できるという意味でも有り難い加湿方法です。
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