暖かく過ごしやすい時期になってきました。
お布団を干すにもぴったりの季節ですね。
しかし暖かくなればなるほど、ダニやノミも活発になります。
ダニやノミが発生しやすい梅雨前に、対策や予防方法を確認しましょう。
マットレスをひっくり返す
ダニやノミを発生させないためには、乾燥が重要です。
3か月に1度、マットレスをひっくり返すことで湿気が溜まることを防ぎ、ダニ対策に繋がります。
またベッドの劣化を遅らせる効果があります。
シーツや枕カバーのこまめな交換
寝ている間に人はコップ1杯分の汗を流すといわれています。
シーツや枕カバーにはその分の水分がしみ込んでしまっています。
定期的に交換してあげましょう。
シーツ交換は1週間に1度の頻度がおすすめです。
また人間の頭皮は汚れやすいため、枕カバーは毎日交換するのがよいでしょう。
ベッドパッドも定期的に丸洗いするように心がけてください。
マットレスを干す
湿気を溜めないためにマットレスを干すことも重要です。
しかし庭やベランダに出して直接日光に当てるのはおすすめできません。
ダニが死滅するのは50度前後だといわれ、直射日光でもその温度に到達するのは難しいです。
またマットレスによっては直射日光により、中のコイルが歪んだり、表面が変色したりする場合があります。
あくまでマットレスを干すのは湿気を逃すためで、ダニを駆除するためではありません。
天気が良い日に窓辺に立てかけるだけでダニ防止となります。
掛け布団を干す
羽毛布団や羊毛布団の場合は月に1度の頻度。
それ以外は週に1~2回干すのが良いでしょう。
ポイントは干しているときに布団たたきで叩かないこと。
ダニの死骸やフンが表面に出てきたり、布団も劣化したりといいことなしです。
ホコリが気になる場合は取り込んだあとに掃除機をかけるとよいでしょう。
仕事が忙しい・花粉症で外に出れない・雨が続いているといったことが原因で、天日干しが難しい場合もあると思います。
そういったときは、布団乾燥機がおすすめです。
仕事で忙しい方も、帰宅時のふんわりした布団のお迎えは癒されますよ。
掃除機をかける
少々大変なのですが掃除機をかけるのもダニ防止・駆除には有効です。
ダニが発生しやすい時期(初夏~秋)は週2~3回かけるようにしましょう。
掃除機は吸引力の高いものを使用してください。
縦方向にかけた後に横方向にも、ゆっくり丁寧にかけます。
片方の面に2~3分かけてかければ十分でしょう。
裏返して反対側も同じようにかけてあげてください。
ベッドパッドを使う
ダニの繁殖のためには湿気と栄養が不可欠です。
ここでいう栄養とは、人間のフケやアカのことです。
マットレスとシーツの間に、ベッドパッドを敷くだけでダニの栄養への流出を防ぐことができます。
ベッドパッドを敷きっぱなしだと湿気が溜まる原因にもなるので、定期的に干すように心がけてください。
ベッドの下の掃除
ダニの栄養となるホコリなどが溜まらないように、定期的な掃除を行いましょう。
ベッドの上で飲食をしない
なかなかする方はいないでしょうが念のためにまとめました。
ダニの繁殖のためには栄養が不可欠です。
食べこぼしなどは、ダニやノミにとって格好の餌となってしまいます。
わざわざ餌を与えるようなことは控えましょう。
以上がダニやノミの防止対策です。
手間はかかってしまいますが、1日のうち3分の1を締める睡眠には必要なことです。
心地よい睡眠を得て、明日への活力にしていきたいですね。
まとめ
結局は、ごくごく当たり前のことが重要ですが、気合を入れないと中々できないことのようです。
1.マットレスをひっくり返す
2.シーツや枕カバーのこまめな交換
3.マットレスを干す
4.掛け布団を干す
5.掃除機をかける
6.ベッドパッドを使う
7.ベッドの下の掃除
8.ベッドの上で飲食をしない
簡単なことですが、忘れずこまめに行うことが、ダニやノミの防止対策です。
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