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私の京都散策「銀閣寺、哲学の道」

銀閣寺総門
銀閣寺総門

京都駅から京都市営バス5番系統「岩倉」行きに乗り約40分「銀閣寺道」で下車
交差点を右に横断すると「哲学の道」の標識がある。
東に大文字山がそびへ、琵琶湖疏水沿いの哲学の道を歩くと、右手に橋本関雪記念館「白沙村荘(関雪のアトリエ)」を見ながら進むと、直進は銀閣寺(慈照寺)、右に曲がると哲学の道が続く。まずは、銀閣寺の参道を進み慈照寺(銀閣寺)の総門に着く。

橋本関雪記念館「白沙村荘」ホームページ

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銀閣寺

観音殿

観音殿

京都市左京区銀閣寺町2

銀閣寺は実は、臨済宗相国寺派のお寺、慈照寺は、1482年(文明14)足利義政が営んだ山荘東山殿を寺に改められました。銀閣(寺)とはその慈照寺の庭園内に1489年(延徳元3)に上棟した宝形造り二層の楼閣です。
京都の三大閣(金閣、銀閣、飛雲閣)の一つです。

拝観券

拝観券

慈照寺の総門を進むと、中門への参道。白砂に両脇に設けられた大刈込みの生け垣は、銀閣時垣と呼ばれています。中門で拝観料(大人・高校生500円、中・小学生300円)を納めると、なんと拝観券が「御札」になっています。半券を渡すと、後は御札としてもって帰れます。

中に入ると、まず目に入るのが、方丈前の白砂を段形に盛り上げた銀沙灘と円錐台形の向月台です。向月台を前に観音殿(銀閣)を見る。お勧めスポットですね。観音殿は二層からなり、一層は書院風の心空殿。二層の潮音閣は、板壁に花頭窓(かとうまど)をしつらえ桟唐戸を設けた唐様仏殿の様式。花頭窓の美しさが有名なのが銀閣です(銀閣といっても銀箔を張ってあるのではないです)。

展望台から観音殿

展望台から観音殿

銀閣の対面には、本堂(方丈)とその横に、こちらも国宝「東求堂」があります。足利義政公の持仏堂で檜皮葺きの現存する最古の書院造です。そのまま庭園を進むと、座禅石の浮かぶ錦鏡池、錦鏡池南東端に落ちる滝「洗月泉」は、月待山畔から流れ落ちる水を銀閣・東求堂のある下段の庭へ導いています。

小高い山道を進み、展望台に到着。京都・洛東の町並みが一望でき、直ぐ下には銀閣(観音殿)が見え、絵葉書とは違う角度で銀閣寺が楽しめます。その後山道をくだると、絵葉書スポットの錦鏡池越しに見る銀閣寺(観音殿)。カメラ撮影ポイントですから人が停滞していますが、気長に待ってベストショットを。

自然と庭園、銀閣寺での「侘び寂び」の趣を楽しみました。出口付近のショップでは銀閣寺オリジナルのチロルチョコ(300円)とミントス(200円)を記念に買いました。絵葉書ではなく、手ごろな値段でちょっと面白いかも。

ショップ

ショップ

哲学の道(法然院、大豊神社、熊野若王子神社)

哲学の道

哲学の道

哲学の道

銀閣寺を出て、再び哲学の道を南下。「哲学の道」は、京都の哲学者、西田幾多郎がこの道を思索にふけりながら散歩していたことから「思索の小径」と言われていました。その後、西田幾多郎の愛弟子田辺元や三木清らも好んでこの道を散策したことからいつしか「哲学の道」とも言われるようになりました。日本の道百選にも選ばれ、南禅寺から流れる琵琶湖疏水の西側に散歩用の石畳が敷かれ、春は桜の名所として、6月はゲンジボタルが有名です。

哲学の道を行くと、「幸せ地蔵尊」という赤い旗が目を引く「弥勒院」で、幸せを願ってお参り。そして、カフェやおしゃれなお店をぶらぶらしながら次に見えるのが「法然院」の看板が見える。道案内どおり東へ進むと急な坂道を上がる。専修念佛の元祖、浄土宗宗祖法然房源空上人ゆかりのお寺です。観光客もあまり訪れないので、静けさの中をゆっくりと散策することができます。

次に訪れたのが、「大豊神社」枝垂紅梅、椿、四季折々の山野草が心を慰めてくれ氏神さまです。「ねずみの社」としても有名で社殿前に狛ねずみが立てられている。二礼二拍手一礼。

哲学の道、南の最終地、「熊野若王子神社」に到着。1160年(永暦1)後白河上皇が紀州熊野権現を勧請して創祀した永観堂の守護神としての神社です。付近の山には奇岩老木、滝などあり紅葉の名所でもあります。

裏山に同志社創立者新島襄と八重のお墓があるようだが、「徒歩20分」と書いていたので、今回は断念。興味のある方は是非登ってみてください。

初秋の1日、さわやかな秋風とともに、「銀閣寺」から「哲学の道」を南下、南禅寺までの散策は、約2時間。都会にいながら自然に触れ合えることもできる京都ならではのひと時を味わえます。

法然院

法然院

大豊神社(狛ねずみ)

大豊神社(狛ねずみ)

若王子神社

若王子神社

ランチスポット

お多やん

お多やん

市バス「銀閣寺道」下車、交差点を左に曲がると、直ぐにおいしそうなカレーの香りが漂う。香りに誘われてゆくと、「京・カレーうどん お多やん」の暖簾が見える。

暖簾をくぐると、こじんまりとしたお店だが満員状態。カウンター席に案内される。周りのお客さんを見ると、90%の方がカレーうどんを注文されている。看板に偽りなしだろう。メニューには「京都•下鴨の老舗うどん店「しみず」の味を受け継ぐ、京カレーうどんのお店です。」と書いてある。早速「揚げカレーうどん」+定食(サラダといなりずし2個)を注文。(他にも、鳥カレーうどん、肉カレーうどん、カレーつけ麺がある。)

さすが、おいしい出汁に包まれたカレーの風味、唐さ、とろみ加減が絶妙である。また、柔らかくもっちりした食感の京風の細めのうどんが、讃岐うどんのような太くてコシのあるうどんではなく、真にうまいの一言に尽きる。是非、味わっていただきたい一品です。971598_493011104121536_1459579366_n

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