縁結び祈願、恋愛成就のパワースポットへ行こう!
観光のポイントとして「縁結び祈願」「恋愛成就」は女性にとっては訪れたい場所のひとつです。
京都にも縁結びで有名な神社、パワースポットがあります。
縁結びは「悪縁を切り良縁を結ぶ」とも言われます。
これまでの厄と悪縁を切るという意味から、老若男女に人気のあるスポットです。
是非、幸運との良縁を求めて一度訪れてください。
清水寺のすぐ左「地主神社」
地主神社は、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭る、古くから縁結びの神様とされた神社です。
ちなみに「じぬしじんじゃ」ではなく、「じしゅじんじゃ」です。
元は清水寺の鎮守社だったのですが、明治時代より一つの神社として認定されました。
発祥は清水寺よりも古く、1994年に世界文化遺産指定登録がされました。
実際に行ってみると、地図を片手に探しても、どうも清水寺に入ってしまいます。
清水寺の敷地内?とりあえず清水寺の本殿に向かうと、道の途中に、入口の石段が見えました。
本殿の方ばかり見てると気づかないかもしれないので注意して見てみてください。石段を登ると、何やら祭られた椅子みたいな石が置いてあります。
「恋占いの石」です。科学的年代測定の結果、縄文時代からある石だとのことです。
手前と奥にも同じ石が置いてあり、目をつむったまま、片方の石からもう片方の石まで辿り着いたら、恋愛成就するだとか。
本殿で良縁の祈願した後は、お守りを物色してみました。さすが縁結びの神様だけあって、「ふたりの愛」「良縁祈願」「良縁のお守り しあわせ」など種類も豊富です。
色んなステージに合ったお守りが用意されていました。是非今のあなたに合ったお守りを探してみてください。
(京都市東山区清水一丁目317 清水寺の舞台を出るとすぐ左)
・公式サイトURL:http://www.jishujinja.or.jp/
写真出典:京都フリー写真素材
嵐山・源氏物語の舞台「野宮神社」
野宮神社は嵐山にある、源氏物語の舞台の一つにもなった林に囲われた趣のある神社です。
アクセスは、JR京都駅から嵯峨野線またはバスで嵐山へ。嵐山から歩いて10分程度になります。
その昔、天皇の代理で伊勢神宮に参拝する人が、伊勢に向かう前に自らの身を清める「野宮」が行われたのが由来とのことです。近くには竹林の参道もあり、嵐山、嵯峨野ら辺りを巡る際の起点として、大勢の方が参拝されてます。
小さくて可愛らしい神社ですが、鳥居は木材がそのまま使われており、その歴史を語ってます。本殿には野宮大神(天照皇大神)が祭られており、その左側の野宮大黒天が良縁・結婚の神様です。
さらに、その傍に「お亀石」(お神石とも)と呼ばれる、祈りを込めてさすると一年以内に願いが叶うとされている石が置いております。
本殿、大黒天、お亀石と3つのパワーがあれば良縁に恵まれそうな感じがしますね。
実は、源氏物語では、光源氏と六条御息所の別れの舞台となった場所なのです。
光源氏への恋心を断ち切った場所として、縁切りの効果もあると言われています。
悪い縁を切って、良い縁に恵まれるという二つのご利益を祈願してみるのもいいかもしれません。
お守りも「えんむすび」「夢むすび」など縁を祈願するお守りが揃ってますよ。
・公式サイトURL:http://www.nonomiya.com/
写真出典:京都フリー写真素材
写真出典: http://www.gosyuin-meguri.com/special/4206.html
水の神様「貴船神社」
貴船神社は京都の中でも特にパワースポットとして有名な神社です。
朱色の灯篭が並んだ階段を、TVなどでもご覧になったことがある方は多いと思います。
本宮には水を司る神様が祭られていますが、古くから「恋を祈る社」として名高く、磐長姫命(いわながひめのみこと)が祭られた、えんむすびの神を祀る結社があります。
その由来は、古事記、日本書紀にも記述があり、大昔からの由緒ある神社です。
行ってみると、若い女性のグループやカップルが目立ちます。
平安時代から、当時の有名歌人である和泉式部が恋愛問題で悩んでいた折に参拝したとの記録もあり、その頃から縁結びの神として有名だったようです。
境内は森に囲まれ、すこし薄暗く、大きな石があったりと、自然のパワーがみなぎる感じがすごいです。
又、この神社は、縁結びの他にも、「丑の刻参り」で有名な場所です。
「丑の刻参り」とは、神社の言い伝えで、丑の刻(午前1時~3時)に貴船明神が降臨したとされ、その時間に参拝し、藁人形に釘を打つと、相手を呪える(恨みを晴らしたいという願いを叶える)という有名な話です。
行ってみれば感じる方も多いと思いますが、パワースポット感がすごい場所です。
是非、このパワーを縁結びに変えてみてください。
・公式サイトURL: http://kifunejinja.jp/
写真出典:貴船神社
悪縁を切る「安居金比羅宮」
安居金比羅宮は、東山方面にある、良縁結びと悪縁切りで有名な神社です。
主祭神の第75代崇徳天皇は、讃岐(香川県)の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切り、籠っていたことが由来して、古来より断ち物の祈願所として崇められてきました。
ありとあらゆる悪縁を断ち切ることから、良縁がやってくると言われています。
鳥居にも「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」と書かれています。
足場もいいきれいな境内に入っていくと、この神社の見所でもある「縁切り縁結び碑」が見えます。
高さ1.5m、横は3mで絵馬の形をしている大きな石で、「形代(かたしろ)」という白いお札が一杯貼られており石かどうか分からない感じです。
本殿に参拝した後、この形代を100円以上賽銭箱に納めればもらえますので、ここにどうしても切りたい縁、結ばれたい縁について記入をします。
そして、かなうように祈りながら、岩の真ん中に空いてある直径50センチほどの穴を表から裏へくぐります。
そして裏から表へとくぐり、形代を岩に貼り付けるのがお作法です。
表から裏へくぐる時に悪縁が切れ、裏から表へくぐる時に良縁が結ばれます。
来ていた人の多くはこれが目当てなのか、くぐるために行列が出来ていました。
ただ祈るだけでは不安という人も、このお参りだと達成感が感じられるかと。
・公式サイトURL: http://www.yasui-konpiragu.or.jp/
写真出典:トリップアドバイザー